色被せガラス ガラス部分 約13㎜
吹きガラス職人さんが手作りした色被せガラスを、小さく小さく切り出して、磨いて、伝統柄の菊を彫り込みました。
ガラスが小さいので、カフスに菊は難しい。。。
ガラスに対して砥石が大きすぎる、砥石を細いもので彫り込んでも、光の”反射”がうまく出ない、色被せガラスの色が削られてなくなってしまう。。。など様々な難関がありました。
また、たったコンマ1の「職人の指先のブラインドの感覚」で、小さいガラスにきれいに残したはずの色被せガラスの色が、ツヤ出し加工の際に薬品に漬けると薄くなってしまう、という課題もありました。
そこで、上手に残した色被せガラスの色がきれいに残るように、KILIKO自身が時間をかけて丁寧にガラスに手磨きを施しました。
小さなガラスを切り出して磨いてカットを入れる際に、どうしても砥石で切子師自身の指が削られてしまいます。
仕上げの艶出し加工の手磨きもしかり。
素手で磨き上げるので、磨き・カット・艶出しの3段階に分けてさらに切子師の指を削ってしまいます。
手袋をしての加工というのはできない相談なのだそうです。
そんな大変な手間をかけて貰ったガラスは、さすがとても美しく仕上がっています。
カフスボタンはポーチに入り桐箱に収めて、ゴールドのリボンのついた白いオーガンジーのサシェで、エレガントにラッピングしてお届け致します。
KILIKOポーチ・桐箱入り。