生産地の努力と革新的な技術に裏付けられた最高のコーヒー豆がご用意できました。
ニカラグア サマリア アナエロビック 160g
~風味特性~
ドライマンゴー、パパイヤ、アセロラのようなフレーバー温州みかんやいちごを思わせる酸味。
バナナや柿のような甘さ。
質感はラフランスのようなクリーミーさ。
アナエロビックプロセスによる個性的な味わいを
是非体験してみてください。
生産国: ニカラグア
エリア: カロリナ
農園名: サマリア
品種: カツアイ
標高: 1320-1450m
プロセス: アナエロビック
~このコーヒーの生産地情報~
Finca Samaria サマリア農園
標高: 1320〜1450m
面積: 45ha
サマリア農園は、ホンジュラスの国境に接した農園です。隣の農園まで歩いて行くと、国境を越えるほどの近さです。自生するシェイドツリーを利用し、様々な品種が育まれています。
この農園を運営するペラルタコーヒーは、ニカラグアの名産地ディピルトとサンフェルナンドに農園を所有し、モソンテに広大なドライミルとカッピングラボを所有しています。様々な実験的な精製方法を積極的に採用し、ユニークなコーヒーを作り、世界中の名だたるバイヤーに紹介しています。
アナエロビックプロセス
挑戦的な精製方法の一つして今回のコーヒーにも採用されている嫌気発酵プロセスが挙げられます。
通常のウォッシュプロセスでは水槽を攪拌し空気を混ぜることで好気発酵を促して菌の力によってコーヒーチェリーの果肉を剥がしています。
日本では銀杏の処理でも利用している菌のちからのなせる技ですね。漂う香りはまるで違いますが・・・
アナエロビックプロセスでは敢えてコーヒーチェリーを密閉した容器に入れ発酵工程を行うことで嫌気発酵を起こしています。これにより通常のプロセスでは活躍することのない菌が活躍することなどに由来すると思われる風味の変化がおきます。
発酵感のある味わいは南国のフルーツを思わせるフレーバーと甘さに導いてくれます。
アナエロビックプロセスは大量生産が難しいため超マイクロロット出荷となることがほとんどです。
ですが生産量がすくなることよりも魅力的な味わいを感じさせてくれます。