コロンビアのサン・ルイス農園産、レッドブルボン種のコーヒー豆です。
"ミックスファーメンテーション" と呼ばれる発酵工程により特徴的な味作りがされています。
<ミックスファーメンテーションとは>
コーヒーチェリーから果肉を除去する前にいちど密閉タンクに入れ、嫌気性発酵(アナエロビックファーメンテーション)の工程を加えるプロセスです。
そのあとは通常のウォッシュドと同様に、果肉を除去し、発酵処理(ドライファーメンテーション)を再度おこない、水洗・乾燥させてコーヒー生豆となります。
こうして2種類の発酵処理を施すことで、ウォッシュドによる高い品質とクリアな風味を保ちながら、ナチュラルのような熟度感のあるフルーティーで華やかな香りも得ることができるというワケです。
味に関してはプラムやアプリコットを感じるので、ケニア産の豆に少し似ています(香りはまったく違いますけどw)。
オレンジや赤ワインのようなフレーバーも感じますし、温度帯によっても表情を変えていく複雑な味わいの豆です。
焙煎度は浅めでも良いと思うのですが、焼き込んでもそれなりに特徴が残せるので、あえてシティローストで提供いたします。
ひとクセありつつも飲みやすい、万人にオススメできるコーヒーです!
産地:ウイラ県ティマナ、パルミート
農園:サン・ルイス農園
標高:1,600m
品種:レッドブルボン種
精製:ミックスファーメンテーション・ウォッシュド
焙煎:シティロースト
内容量:200g(ドリップバッグは180g [12g × 15個] )
ハンドドリップの場合、挽き目は中挽きで。
抽出湯温は87℃〜85℃推奨。