【 Comment 】
マンゴーやパイナップルなどを思わせる甘みと酸味のあるフルーツの風味。フルーツ由来の天然酵母で発酵させるプロセスがあり、ネクターを彷彿させるトロっとした口当たりが特徴的でシナモンのような香辛料の印象も楽しめます。
バリ島のパックさんから面白いロットが届きました！嫌気性発酵のように密閉させたプロセスではありませんが、天然酵母と豊富な湧き水で仕上げられたこのコーヒーは、明るく凝縮されたフレーバーが楽しめます。
【 Roast 】
焙煎度合い「シティロースト」※中煎り
焙煎度目安 : 浅 ○○○●○○ 深
【 Introduction 】
[生産] インドネシア
[地域] バリ島 キンタマーニ メンガニ地区
[生産者]パック・マデ
[標高] 1100-1200m
[品種] アテン、Sライン
[栽培] 栽培期間中、化学肥料無使用
[精製] ナチュラル 天日乾燥 アフリカンベッド
◆インドネシア
東西に長く伸びた約17,000の島々からなる島嶼国家です。国土の大部分が山地となり熱帯雨林気候とモンスーン気候に分かれますが気温や降水量は地域によって大きく異なり、ユニークなコーヒーの産地となっています。インドネシア輸出者協会（AEKI）と政府の協力で生産性改善、市場開発を進めています。
◆コーヒー農家マデさん
バリ島随一のコーヒー産地キンタマーニのメンガニ地区にて四代続くコーヒー農家マデさん。彼は、クルーズ船で働いていていましたが、数年前より家業のコーヒー農業に関わり始めました。昔ながらの製法で作られるコーヒーをスペシャルティレベルに引き上げるべく近隣の新世代農家とともに奮闘中しています。収穫後の精製時期が雨季と重なってしまい、かなり多湿になるバリでは、スマトラ式がほとんど。そんな中、品質を向上すべく、ナチュラルに挑戦したマデさん。乾燥中の管理が大変で通常よりも２−３倍の労力がかかるそうです。そんな手間暇をかけたコーヒー、お試しください！
◆エクスポーターYukiさん
バリの一等地で「The
Koop」というカフェを経営しながら、バリのコーヒー生産者とともに品質向上に取り組んでいるYukiさんは、村の小農家さんととても親しく、しかし厳しくもあり、そして、楽しそうに産地を縦横無尽に動いていらっしゃいます。アイデアウーマンのYukiさんは自ら次々といろいろな試みをされており、コロナの状況下でなかなか輸送手配に手こずったり、日本に到着してもモニタリング検査等で通関に時間がかかったりもしましたが、ようやくみなさんに味わっていただけます。
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